創業元禄　漆器専門店【黒江屋】

当オンラインショップでは、創業元禄漆器専門店【黒江屋】様とコラボした中央区観光協会オリジナル商品の「漆塗箸・箸置セット」を取り扱っております。
お店や、商品ができるまでの想いをご紹介いたします。


商品ができるまで
木製漆器は木地加工、下地塗、中塗り、上塗り、加飾という工程を経て出来上がります。箸は福島県会津若松市の会津塗です。江戸の職人たちが好んで使ったといわれる「細くて、長くて、重たい箸」。そんなこだわりを、あっさり、すっきりとこの「日本ばし」に再現してみました。訪日外国人の方々のお土産にもおすすめです。


作り手の想い
漆はウルシの木から採取される天然塗料です。木材などの素地に漆液を塗ることで漆器ができあがります。漆器は自然の恵みと人間の技との融合によってもたらされる産物です。当店では、全国各地の漆器産地の特色ある製品を取り扱っています。各産地の風土が生かされ、作り手たちの優れた技術・技法によって作られた逸品を使い手の皆様に紹介いたします。


お店について
当店の歴史は、元禄２年（1689年）、漆器の名産地、紀伊国黒江村（現在の海南市）から江戸へ出てきた人物（姓名不詳）が日本橋本町４丁目に漆器店をおこしたことに始まるといわれております。江戸へ出てきた黒江屋は、安永3年（1774年）、呉服小間物屋などを中心に手広く商いをしていた柏屋（現在の柏原家）に経営権が移り今日に及んでいます。黒江屋は江戸から明治へと繁昌し、明治二十三年版の商人名家集「東京買物独案内」にも紹介されています。